沿革

工機ホールディングスは電動・エア工具を製造販売する日本発のグローバルメーカーです。
当社は2018年6月に社名を日立工機株式会社から工機ホールディングス株式会社に変更し、同年10月には電動工具ブランドをHITACHIからHiKOKIに変更しました。
現在HiKOKI、metabo、metaboHPT、CARAT、三京ダイヤモンドなど複数のブランドを世界中で展開しています。
当社電動工具の礎から約100年、永年にわたり培ってきた確かな技術と開発力で、これからもお客様の声にお応えする魅力的な製品をご提供してまいります。

1918年 当社電動工具の幕開け

1918年(大正7年)
日平商会が電気ドリル国産化に着手
1923年(大正12年)
日平商会が東亜電機株式会社に編入(電話機、電動工具を製造)
1928年(昭和3年)
東亜電機株式会社が戸畑鋳物株式会社の系列に編入
1934年(昭和9年)
戸畑鋳物株式会社東亜電機製作所に名称変更
1935年(昭和10年)
戸畑鋳物株式会社が国産工業株式会社に社名変更し、国産工業株式会社東亜電機製作所となる
1937年(昭和12年)
日立製作所が国産工業株式会社を合併し、日立製作所戸塚工場として発足、日立電動工具となる
1945年(昭和20年)
電動工具の製造が、日立兵器株式会社(当社の前身)に移管される

1948年 日立工機株式会社設立(現:工機ホールディングス株式会社)

1948年(昭和23年)
資本金3千万円をもって日立工機株式会社を設立、採炭機器・電動工具を製造
1949年(昭和24年)
東京・大阪両証券取引所に株式を上場

1950年

1954年(昭和29年)
理化学機器(現ライフサイエンス機器)の製造を開始
1957年(昭和32年)
ディスクグラインダを発売
1958年(昭和33年)
工業標準化実施優良工場として「通産大臣賞」を受賞

1960年

1960年(昭和35年)
空気工具の製造を開始
1962年(昭和37年)
エンジン機器の製造を開始
1963年(昭和38年)
プリンタの製造を開始
電動工具のサービス技術研修所を設置
販売店のサービス技術の指導を開始
1969年(昭和44年)
建築用木工機械の製造開始

1970年

1970年(昭和45年)
(株)日立工機原町工場を設立
佐和工場を新設
1971年(昭和46年)
(株)日立製作所から電動工具の国内営業を移管し、自主営業を開始
1972年(昭和47年)
全国に日立電動工具センタ(KDC)を設置
勝田工場、業種別無災害記録を樹立(667万時間、当時日本最長記録)
1973年(昭和48年)
(株)日立製作所から電動工具の輸出営業を移管
1978年(昭和53年)
ドイツに日立パワーツールズ・ヨーロッパ社を設立(初の海外現地法人)
1979年(昭和54年)
日立工機シンガポール社を設立(初の海外製造現地法人)
充電式電動工具を発売 コードレスドライバドリル DRC-6形

1980年

1980年(昭和55年)
米国に日立パワーツールズU.S.A.社(後に日立工機U.S.A.社に吸収)を設立
業界初の卓上丸のこを発売
1981年(昭和56年)
東京電動工具研修所(現電動工具研修所)を設置
英国に日立パワーツールズU.K.社を設立
オランダに日立パワーツールズ・ネザーランド社を設立
1983年(昭和58年)
日立パワーツールズ・ベルギー社を設立
1984年(昭和59年)
業界初の充電式ボルトレンチ(コードレスインパクトレンチ)WH10D形を発売
1985年(昭和60年)
中国に合弁会社、閩東日立電動工具有限公司(現:福建日立工機有限公司)を設立
生産用連続超遠心機を発売
1986年(昭和61年)
業界初の卓上スライド丸のこC8F/C8FBを発売
1989年(平成元年)
日立工機マレーシア社を設立

1990年

1990年(平成2年)
スペインに日立パワーツールズ・イベリカ社を設立
日立パワーツールズ・フランス社を設立
1992年(平成4年)
最高回転数10万回転/分(世界最高速)の分離用超遠心機を発売
オーストリアに日立パワーツールズ・オーストリアを設立
日立工機アジア社を設立
1994年(平成6年)
中国に合弁会社、広東日立工機有限公司を設立
急速充電制御技術で電気科学技術奨励賞(オーム技術賞)を受賞
1995年(平成7年)
米国に日立工機U.S.A.社を設立
最高回転数15万回転/分(世界最高速)の小型超遠心機を発売
1996年(平成8年)
日立パワーツールズ・オーストラリア社を設立
日立工機インド社を設立
1997年(平成9年)
日立パワーツールズ・ポーランド社を設立
カナダに日立工機USAの支店設立
1999年(平成10年)
日立パワーツールズ・ハンガリー社を設立

※2018年3月末現在 当社調べ

2000年

2000年(平成12年)
日立工機販売(株)を設立
高圧ロール釘打機 NV90H形を発売
2001年(平成13年)
「電動工具用小形化・省資源化のための電源制御・充電制御技術」で電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞)を受賞
コードレスインパクトドライバ WH12DM形を発売
2002年(平成14年)
プリンティングシステム部門を分社し、(株)日立製作所に譲渡
日立フェルカドパワーツールズイタリア社を設立
2003年(平成15年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からハンマでiF デザイン賞を受賞(1件)
2004年(平成16年)
台湾日立工機股份有限公司を設立
日立パワーツールズチェコ社を設立
2005年(平成17年)
マルクト社[現 日立パワーツールズノルウェー社]の株式を取得、子会社化
三京ダイヤモンド工業(株)の株式を取得、子会社化
日立工機商業(中国)有限公司を設立
アメリカ・インダストリアルデザイナー協会からコードレスドライバドリルでIDEA賞を受賞(1件)
リチウムイオン電池搭載製品の販売開始
2006年(平成18年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からハンマでiFデザイン賞を4年連続で受賞(1件)
2007年(平成19年)
オランダ・カラット社の株式を取得、子会社化
(株)日工タナカエンジニアリングを設立
日立パワーツールズルーマニア社を設立
日立パワーツールズタイランド社を設立
2008年(平成20年)
広州日立工機有限公司を設立
自社製造の高圧コンプレッサEC1445H形発売
2009年(平成21年)
(株)日立製作所の連結子会社化
ロシアに日立パワーツールズRUS社を設立
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からエンジンチェンソーとコードレスインパクトドライバでiFデザイン賞を受賞(2件)

2010年

2010年(平成22年)
日立工機ブラジル社を設立
2011年(平成23年)
ACブラシレスモーター搭載製品 インパクトドライバ WH12VE形発売
2012年(平成24年)
日立パワーツールズ・マレーシア社を設立
「環境に配慮した省エネルギーモータの技術開発」で電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞)を受賞
2013年(平成25年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からエンジンチェンソーでiFデザイン賞を受賞(1件)
「リチウムイオン電池搭載工具の普及に貢献した電池多重安全保護回路の技術開発」で電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞)を2年連続で受賞
2014年(平成26年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会から園芸工具でiFデザイン賞を受賞(6件7機種)
2015年(平成27年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からディスクグラインダ、ハンマ、コードレス製品等でiFデザイン賞を3年連続(通算8回目)で受賞(4件)
指名委員会等設置会社へ移行
2016年(平成28年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からハンマドリル、インパクトレンチ、コードレスラジオでiFデザイン賞を4年連続(通算9回目)で受賞(3件)
ドイツ・メタボ社の株式を取得、子会社化
2017年(平成29年)
ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会からコードレスロータリハンマドリルシリーズでiFデザイン賞を5年連続(通算10回目)で受賞(1件)
親会社がHKホールディングス(KKRが設立)に異動
日立グループから離脱、上場廃止
2018年(平成30年)
日立工機株式会社から工機ホールディングス株式会社に社名変更
電動工具の主要ブランドをHITACHIからHiKOKI(ハイコーキ)に変更
36Vマルチボルト蓄電池搭載製品の発売
2019年(令和1年)
エンジン工具の生産終了

2020年

2020年(令和2年)
C&P(ライフサイエンス機器)事業をドイツ・エッペンドルフ社に譲渡
2021年(令和3年)
販売会社 工機ホールディングスジャパン株式会社を設立