環境に関する法規制等の順守状況

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環境に関する法規制等の順守状況

環境保全のため、法規制より厳しい自主管理基準を定め、定期的な測定や環境保全設備の維持管理及び測定結果の傾向管理を実施し、環境汚染の予防を図っています。また、順守義務への対応状況を一覧表によりチェックし、コンプライアンスの徹底を図っています。環境に関する主な法規制は以下のとおりです。

  • 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律(公害防止組織法)
  • エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)
  • 電気事業者による再⽣可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(再エネ特措法)
  • 大気汚染防止法(大防法)
  • 水質汚濁防止法(水濁法)
  • 下水道法
  • 騒音規制法
  • ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB処理特別措置法)
  • 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)
  • 消防法
  • 毒物及び劇物取締法(毒劇法)
  • 特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
  • フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)

さらに、土壌・地下水汚染防止のため、地下に埋設されている配管のコンクリート側溝内(網ふた付)への敷設方式変更や、老朽化した配管の計画的更新など、環境汚染や順守義務違反に対するリスク管理の充実を図るとともに、年1回緊急事態を想定した訓練を実施して、リスク管理体制の有効性を確認しています。

  • 以下埋設配管の可視化(側溝内敷設)状況(勝田工場)

    地下埋設配管の可視化(側溝内敷設)状況(勝田工場)

    緊急事態想定訓練のようす(佐和工場)

    緊急事態想定訓練のようす(佐和工場)

法規制値に対する各工場の測定データ(大気・水質・騒音・振動)

法規制値に対する各工場の測定データ(大気・水質・騒音・振動):2021年度は各事業所とも法・条例規制値の超過はありませんでした。
事業所基準値(事業所ごとに自主管理するために設定した基準値)の超過もありませんでした。

工機ホールディングス(株)勝田工場

大気(ボイラ)
項目 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
NOx ppm ≦ 180 ≦ 120 64
ばいじん g/m3 ≦ 0.3 ≦ 0.2 < 0.02
水質(公共下水道)
項目 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
水素イオン濃度(pH) - 5を超え9未満 5.2~8.8 7.0~7.6
生物化学的酸素要求量(BOD) mg/L < 600 ≦ 200 2.8
浮遊物質量(SS) mg/L < 600 ≦ 200 3
n- ヘキサン抽出物質
(鉱物油)
mg/L ≦ 5 ≦ 1.7 < 0.5
n- ヘキサン抽出物質
(動植物油)
mg/L ≦ 30 ≦ 10 0.5
騒音
区分 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
昼間 dB ≦ 75 ≦ 75 53

工機ホールディングス(株)佐和工場

大気(ボイラ)
項目 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
NOx ppm ≦ 180 ≦ 120 63
ばいじん g/m3 ≦ 0.3 ≦ 0.2 0.06
水質(公共下水道)
項目 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
水素イオン濃度(pH) - 5を超え9未満 5.2~8.8 6.8~7.2
生物化学的酸素要求量(BOD) mg/L < 600 ≦ 480 389
浮遊物質量(SS) mg/L < 600 ≦ 200 7
n- ヘキサン抽出物質
(鉱物油)
mg/L ≦ 5 ≦ 1.7 0.5
n- ヘキサン抽出物質
(動植物油)
mg/L ≦ 30 ≦ 24 19
騒音
区分 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
昼間 dB ≦ 75 ≦ 75 59

三京ダイヤモンド工業(株)名張工場

水質(公共下水道)
項目 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
水素イオン濃度(pH) - 5.8以上 8.6以下 6.0~8.4 6.8~7.0
生物化学的酸素要求量(BOD) mg/L ≦ 160 ≦ 20 3
浮遊物質量(SS) mg/L < 200 < 180 3.2
n- ヘキサン抽出物質
(鉱物油)
mg/L ≦ 5 ≦ 4.5 < 0.5
n- ヘキサン抽出物質
(動植物油)
mg/L ≦ 30 ≦ 27 < 0.5
騒音
区分 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
昼間 dB ≦ 70 ≦ 70 61
振動
区分 単位 法・条例基準 事業所基準 実測最大値
昼間 dB ≦ 65 ≦ 65 37