地球温暖化防止

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

CO2排出量原単位の改善

工機ホールディングスは、使用エネルギーの大半を占める電力量を主として年1%以上の使用効率向上に取り組み(内容後述)、地球温暖化防止へ寄与しています。 2021年度のCO2排出量原単位(排出量/生産高)実績は、国内事業所では2016年度比74%、海外工場では2016年度比65%まで改善しています。
今後も活動を継続・発展させ、更なるCO2排出量の削減と原単位改善に努めていきます。 

国内工場CO2排出量単位指数グラフ
  • 本社・支店等
  • 三京ダイヤモンド工業(株)
  • (株)工機マニュファクチャリング&サービス白子物流センタ
  • 佐和工場
  • 勝田工場
  • 国内原単位実績(2016基準、指数)
  • 国内原単位目標(2016基準、指数)
海外工場CO2排出量単位指数グラフ
  • Taiwan Hikoki Co., Ltd. (台湾高壹工機股份有限公司)
  • Guangzhou Hikoki Co., Ltd. (広州高壹工機有限公司)
  • Guang Dong Hikoki Co., Ltd. (広東高壹工機有限公司)
  • Hikoki(Malaysia) Sdn. Bhd.
  • Fujian Hikoki Co., Ltd. (福建高壹工機有限公司)
  • 海外原単位実績(2016基準、指数)
  • 海外原単位目標(2016基準、指数)

活動の目標と実績

国内事業所では「エネルギー原油換算量/従業員平均就業時間(原単位)の改善」、海外工場では「電力量/生産高(原単位)の改善」を目標に定め活動しています。目標及び実績は次のとおりとなっています。

  • エネルギー原油換算量/従業員平均就業時間(h/年)の改善(国内事業所)[省エネ法準拠]

    国内事業所の取り組みとして、2021年度は、従来の継続取り組みである老朽設備更新・照明LED化・空調更新・エア/蒸気漏れ等ロスの削減・職場や設備の集約運転に取り組んだほか、昨年同様、海外生産移管・コロナ禍対応(在宅勤務推進・共用施設の一時閉鎖)の影響を受け、2018年度比14%減の結果になりました。2022年度も更なる合理化により活動を推進していきます。

    活動事例:IoTを活用した生産・効率監視の例

    なお、当社は省エネ法定期報告に基づく事業者クラス分け評価において、評価制度の始まった2015年度より連続で省エネ優良事業者(Sクラス)判定を受けています。

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    • 実績
    • 目標
事業者クラス分け評価制度概要 達成要件
評価クラス 判定内容
Sクラス 省エネ優良事業者 努力義務(過去5年度平均原単位改善率1%以上)達成
Aクラス 一般的な事業者 上記要件未達成かつBクラスより優れている
Bクラス 省エネ停滞事業者 努力義務未達成かつ直近2年連続で原単位悪化
Cクラス 注意を要する事業者 上記要件かつ判断基準の遵守状況が不十分
  • 電力量/生産高の削減(海外工場)

    海外工場の取り組みとして「電力量/生産高の削減」をテーマとし、2030年度までに2016年度比14%改善を目標に活動を推進しています。
    2021年度は、照明・空調を主とした機器の高効率化・IoTを利用した各部監視~徹底した作業効率化の継続とともに、アルミ溶解炉の更新などを進め、2016年度比で39%削減することができました。 2022年度も更なる合理化により活動を推進していきます。

    活動事例:高効率アルミ溶解保温炉導入の例

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    • 実績
    • 目標