化学物質の管理

PCBの管理

工機ホールディングスグループでは、PCB特別措置法及び電気事業法、廃棄物処理法に基づきPCB廃棄物を適正に保管・管理し、処分・届出しています。
2021年3月に三京ダイヤモンド工業（株）本社で使用中の低濃度PCB含有機器（変圧器:3台）を更新し、2021年7月適正に処分を行いました。
また、工機ホールディングス(株)勝田工場において、PCB含有の照明用安定器(2台)が追加発見され、中間貯蔵・環境安全事業(株)（JESCO）へ機器登録し、2022年3月適正に処分を行いました。

PRTR法対象化学物質の管理（国内）

• 当社グループは、環境中に排出されるPRTR法（特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律）対象化学物質の管理・削減を進めています。 PRTR法に基づく対象化学物質管理として、購入品のSDS（Safety Data Sheet）等をもとに化学物質管理システムを活用した購入・搬出量把握と、グリーン調達や代替材料への切替等による削減を行いながら、排出量及び移動量を適切に管理・把握・報告しています。 当社グループでは、対象515化学物質中12物質群（2024年3月末現在で取扱量10kg/年以上の物質）を使用しています。

  • 取扱量
  • 排出・移動量

VOC大気排出量削減

当社グループは、新規に使用する化学物質の事前審査制度、化学物質と排気・排水などの管理を通じて地球環境の保全に努めています。
排出量の大部分は、塗料・溶剤などに含まれる揮発性の有機化合物（VOC：Volatile Organic Compounds）であり、VOCの排出抑制に向け、電着塗装・VOCの少ない塗料への転換や塗装効率改善を推進することで取扱量に対し排出量を69％に削減しました。
引き続き総量削減も併せて大気排出割合の削減を進めていきます。